天王星は環を持っている。環は直径10m以下の暗い物質で構成されている。
1977年にジェイムズ・L・エリオット、エドワード・W・ダンハム、ダグラス・J・ミンクらによって、カイパー空中天文台からの観測で9本の環が発見された。恒星の前を天王星が横切ったときに恒星の光が何度か掩蔽され点滅した事による発見であった。その後、ボイジャー2号により2本の環が発見され現在は11本の環が知られている。
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1797年12月、ウィリアム・ハーシェルは天王星に環を発見したと発表した。当時はこの説は認められず、1977年に正式に発見されたときも、ハーシェルの望遠鏡では視認不可能だったと考えられた。しかし、発見後に判明した天王星の環のデータとハーシェルの記録とがほぼ一致することが判明したことから、ハーシェルが環を実際に見た可能性が高くなってきた。ハーシェルの記録が正しいと仮定した場合、現在では天王星の環が視認できない要因として、カッシーニによって観測された土星の環同様に、天王星の環が200年の間に拡散した可能性が考えられている。